ANAが思い描いた天空に浮かぶ美術館が登場した。

２０１２年２月、東日本大震災で落ち込んだ旅行需要を喚起させるため製作された、
「IS JAPAN COOL?」が進化を続けていた。

このウェブサイトは、
ANAが、日本の魅力を海外に伝えるために、日本独特の文化らライフスタイルを紹介していた。
２０２０年の東京オリンピック誘致にも影響を及ぼすほど大成功をおさめた。

そして、さらに進化して、
天空に浮かぶ日美術館「IJC MUSEUM」を、同サイト内にオープンさせた。
日本を代表する７組のアーティスト（草間彌生、天明屋尚、 Nerhoｌ、束芋、小畑多丘、名和晃平、池田学）が、
「IJC MUSEUM」を彩る。

いまや、訪日外国人の目的の上位に「美術館・博物館」が上がってきている。
日本は、公立の美術館率が多いため、つねに目新しい企画を連発しているので、
外国人から見たら、とても魅力的に映るだろう。

作品は、３６０度のパノラマビューで楽しむことができ、３Dスキャンで高精度に再構築された作品は、
上から下、そして触れるような間近で鑑賞できる。

この美術館も、バーチャルとはいえ、建築士の高塚章夫によって、実際の建築として設計された天空の美術館だ。

《IJC MUSEUM》
https://www.ana-cooljapan.com/contents/art/