ラグジュアリー・ブランド時計の”リシャール・ミル”は、
フランスのストリート・アーティスト”シリル・コンゴ”に依頼して、
腕時計という小宇宙に、ストリート・アートを封じ込めた。

精密機械である腕時計は、
ちょっとしたバランスの違いでも大きな影響を及ぼすため、
部品への塗装にも慎重で、何度ものテストが繰り返された。

ストリート・アートは、
大きな壁一面に、
一夜で、そして無許可で描いてしまう。

作品が、評価されるか、されないか。
残されるのか、消されるのか。
社会のルールを無視した行為だ。
しかし、そんな無秩序な中から、
ジャン＝ミシェル・バスキアや、キース・へリング、バンクシーなど、奇跡的に生まれている。

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http://www.richardmille.com/

http://www.richardmille.jp/

文：渡木章浩

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