マイアミのアートフェア・レポート Part3/キュリオ定期便[2017/01/12]号

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[Art Miamiのエントランス]

マイアミのアートフェア・レポート Part3です。

マイアミ滞在のホテルにお気に入りのセーターを忘れ、
『”送料支払い済みの伝票を張り付けた箱”をホテルに送ってくれれば、
その箱に入れて、送り返すよ。それ以外は、受け付けない。』というホテル。

そこで、キュリオをお手伝いしてくれているマイアミ在住の日本人ミサトさんに早速連絡し、
すぐに対応していただきました。1週間ほどで無事、届きました。

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そんなマイアミの3日目、アート・フェアの2会場目、Art Miamiへ。
この会場は、ノースイースト2ndアヴェニューとノースウエスト29th ストリートの交差点付近に会場があり、
マイアミ・ビーチ側からのアクセスがとても悪い。

今回のマイアミ滞在では、路線バスを多用しようと、いろいろ下調べしていましたが、
バス停で、いくら待ってもバスが来ない。(これはマイアミでは普通のことのようですが・・・)
そこで、違う路線を使おうと思い徒歩移動してバスに乗り、無事到着。
※なんと私、この時点でまだタクシーが怖くて利用しておりません。

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[マイアミ国際空港のバスターミナル]

Art Miamiは、大きい会場で、たくさんのブース、
こちらもVIPチケットがありましたので、無料で入場。

前日のart conceptとは打って変わって、活気あり、とても混雑しています。
このあと、取引先のギャラリーに聞いたところ、
その日は、アート・バーゼル開催前日でもあり、とても混雑していたようです。

私のアート・フェアの会場内の回り方は、入場したらすぐに地図をもらい、
端の通路から順序を守り、全てのブールを回ります。
こうしないと、どこを見て、どこのブースを見ていないのか、全く分からなくなってしまうのです。

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[Art Miamiの会場マップ]

最初に飛び込んできたのは、ミスター・ブレインウォッシュを、大きく取り扱っているギャラリーのブース。
200号はあろうかという、大型作品を数点、そして、50センチ角の8連作、
スカルプチャーと展示しており、注目を集めていました。

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[ミスター・ブレインウォッシュの作品]

キュリオのクライアントに、ミスター・ブレインウォッシュの作品を探している方がいらっしゃいますので、
現代の最新兵器であるスマートフォン・アプリのライン(LINE)で写真を送り、
価格を確認しながら、日本―マイアミ間の時差をもろともせず、
やり取りができたのは収穫です。

Art MiamiはAからDと大きく4つのブースに分かれていて、
およそ150のギャラリーが集結しています。
これだけの数を見るとなると、丸一日かかってしまいますし、
今回のように、これが数日続くと、目が回るというか、
乗り物酔いのようになってきます。

私はこの症状を“アート酔い”と言っていますが、
Art Miamiの翌日、バーゼルでは、その症状に見舞われてきました。

さてArt Miamiで気になった作品をご紹介します。

ZHUANG HONG YI (中国1962~)。
ライスペーパーにアクリルで着色した花を、いくつも並べた作品ですが、
単純でありながら、とてもきれいで存在感があります。(写真)

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George Sherwood/ジョージ・シェアウッド(アメリカ1954~)。
円形のステンレス製の板を無数に吊るした作品ですが、
それぞれの板が風で揺らぐ様子が浜辺の貝殻のようでもあり、
水面のようでもあり、海中のようでもある作品です。(写真)

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その他、奈良美智のドローイング作品数点(写真参照)、
草間彌生などもありましたので、

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今日は、ここまでですが、
この中で、もしご興味ある作品がございましたら、ご連絡ください。

つづく

有限会社キュリオ 代表 渡木章浩(とねぎあきひろ)

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