フランク・ロイド・ライト設計 スタージェス邸/キュリオ定期便

50年代のアメリカのテレビ番組「スーパーマン」で、
ジミー・オルセンを演じたジャック・ラーソン(俳優兼脚本家)さんが、
昨年9月に亡くなったことは、
映画好きの方なら、記憶に新しいと思います。

その彼が48年間も住み続け、終の棲家となったのは、
なんと《フランク・ロイド・ライト設計/ジョージ・スタージェス邸》として知られる世界遺産級の邸宅でした。

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このスタージェス邸は、1939年にフランク・ロイド・ライトより設計され、
同時期の設計としては、《落水荘(1935年)》という、名建築があります。

この時期のフランク・ロイド・ライトは、カンチレバーと言われる片持ち梁という工法に取りつかれ、
この工法により、いままでには実現できなかった設計を実現することができるようになったようです。

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これが、今回の《スタージェス邸》《落水荘》の見られる特徴の極端な張り出し部分となります。

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この《スタージェス邸》が、今月21日のロサンジェルス・モダン・オークションズにて、競売にかけられます。

ぜひ、一度覗いてみたい、住んでみたい、邸宅ですね。

https://lamodern.com/

文:渡木章浩

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