[Jean Michel Basquiat / Untitled]

この５月の連休明けは、
ニューヨークの大手オークションハウスから目が離せなくなりそうだ。

[Lucio Fontana / Concetto spaziale, Attese]

まずは、クリスティーズ・ニューヨークで５月１０日開催の
「戦後＆コンテンポラリー・アート　イブニング・セール」。
たった４１ロットと、出品数は少なめだが、
話題の作家で興奮が収まらない。

[Mark Rothko / No. 17]

その中で、最も熱いのは、ジャン＝ミシェル・バスキアの作品で、
238 x 500 cmという超大型作品だ。
６０億円にもなるのではないかとの噂で持ち切りだ。

[Cy Twombly / UNTITLED (NEW YORK CITY)]

そして、サザビーズ・ニューヨーク。
５月１１日開催の「コンテンポラリー・アート　イブニング・オークション」には、
サイ・トゥオンブリーの「UNTITLED (NEW YORK CITY)」、
フランシス・ベーコンの「TWO STUDIES FOR A SELF-PORTRAIT」、
その他、フォンタナやカルダー、リヒターなど、全４４ロットが、人気作家が占めている。

[Francis Bacon / TWO STUDIES FOR A SELF-PORTRAIT]

もしかしたら、オークション・レコードが出るかもしれない。

[Alexander Calder / UNTITLED]

クリスティーズ
http://www.christies.com/

サザビーズ
http://www.sothebys.com/

文：渡木章浩

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