来日 オークション・ハウス「フィリップス」のスペシャリスト/キュリオ定期便[2016/07/27]号

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先日、オークションハウス「Phillips/フィリップス」のスペシャリストが、
来日しましたので、お逢いしてきました。

今回の来日は、5度目とのことで、
日本語で「こんにちは」とご挨拶。

お逢いしたのは、エディション部門、モダン課のケリー・トレイスターさん。
この道27年の大ベテランで、以前クリスティーズに10年ほど在籍し、
現在は、フィリップスのスペシャリスト。

現在彼女は、11月のセール開催のため、
チームを率いて、作品の募集から、査定や、カタログ製作など、
多忙な毎日を送っているそう。

フィリップスの場合、
20TH CENTURY & CONTEMPORARY ART
PHOTOGRAPHS
EDITIONS
DESIGN
LATIN AMERICA
JEWELS
WATCHES
という部門があり、

ニューヨーク、
ロンドン、
ベルリン、
ジュネーブ、
香港、
ミラノ、
モスクワ、
パリ、
と世界中のに会場を持っています。

その会場ごとに、様々なセールが開催されますが、
そのセール全般(作品の募集、査定、カタログ製作、
事前入札の受け入れ、セール当日の仕切り、落札された作品の送り出しなど)を、
チームを率いて取り仕切っているのが、ケリーさんです。

スペシャリストにして、ワールドワイド・ディレクターという責任ある仕事で、
バリバリのキャリアを持つ彼女、
お逢いしたときは、時差ボケ中とのことでしたが、
常に笑顔の絶えない、素敵な女性。

普段は、ニューヨーク在籍とのことで、
次回渡米したときに、またお逢いしたい魅力的な方でした。

https://phillips.com/

文:渡木章浩

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