昨年、１１月末～１２月にかけて、
マイアミのアートフェアを巡った最新レポートのPart４です。

前回、Art Miamiに出展されていた作品の御紹介のつづきから

Jae Yong Kim（韓国１９７３～）。
とっても美味しそうな作品で、ドーナツを模ってはいますが、
セラミック製で、それぞれカラフルに味付けされているようで（※食べられません）、
本当に食べたくなります。

そして最後に、一番引っかった作品ですが、
Marck（スイス１９６４～）。
これ、ほんとうに欲しい。シュールでキュートでちょっとエロティック。

Marck
《逆流》
ミクストメディア／エレクトリカル・パフォーマンス
裏面にサイン／ナンバリング
24 x 16 x 7 cm
２０１５
ＡＰ

https://youtu.be/TcL2k3rCQCk

Marck
《缶の中のトルコ風呂》
ミクストメディア／エレクトリカル・パフォーマンス
裏面にサイン／ナンバリング
29.8 x 18.1 x 2.9 cm
２０１５
限定８

https://youtu.be/_qYwhfJLznU

Marck
《マザー・ハピネス》
ミクストメディア／ビデオ・ループ
４０分
16 x 42 x 11 cm
２０１２

https://youtu.be/CUXBFd4Stps

Marck
《sex sells bronze》
ミクストメディア／エレクトリカル・パフォーマンス
裏面にサイン／ナンバリング／25分42秒
40 x 40 x 16.5 cm
２０１６
限定１０

https://youtu.be/YTocyi9w1MU

Marck
《sex sells in a car》
ミクストメディア／エレクトリカル・パフォーマンス
裏面にサイン／ナンバリング／25分42秒
25 x 25 x 6 cm
２０１６
限定１０

https://youtu.be/HE6AnQfRyg4

ぜひ、動画を見てほしいいのですが、簡単に説明すると、
ある種のケースに入れられた女性が、このケースの中で動き回る、
ただそれだけ。
とは言え、一見の価値ありますし、欲しい。
そして、ご興味ある方は、お気軽にご連絡ください。
全て、ご購入いただけます。

マイアミ4日目はアート・バーゼル。
会場は、マイアミビーチ・コンベンションセンターで、
ビーチ側なので、滞在ホテルからバスで１０分程度。

およそ３００のギャラリーなどが集結した一大イベントは、
入場口から大混雑の大行列。
ランチも、２時すぎにも関わらず、空席を確保できなかったので、相席をお願いしたくらいです。

いつものようにマップを受け取り、端から回ります。
バーゼルは、著名な作家・作品の実物を目の前で見るには最高です。

結論から言うと、
今回、私が見たマイアミのアートフェアの中で、一番面白かったのは、

アート・バーゼルではなく、
Art Miamiでした。

アートバーゼルは、大作、最高の作品が多数あるので、見ているのは楽しい。
しかし、購入しやすいものではなく、手の届く、購入するという視点でみていると、
Art Miamiに軍配があがります。

さて、どんな作品があったのかは、次回最終回に持ち越し。

有限会社キュリオ　代表　渡木章浩（とねぎあきひろ）

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